章の説明: 本章名は,第1節の語にちなみ名付けられ,マッカ初期の啓示である。 慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。 1. 天が,微塵に裂ける時, 2. 諸星が散らされる時, 3. 諸大洋が(溢?)れ出される時, 4. 墓場があばかれる時, 5. それぞれの魂は,既にしたことと,後に残したことを知る。 6. 人間よ,何があなたを恵み深い主から惑わせ(背かせ)たのか。 7. かれはあなたを創造し,形を与え,(均整のとれた体に)整え, 8. かれの御心の儘に,形態をあなたに与えられた御方である。 9. いや,あなたがたは審判を嘘であると言う。 10. 本当にあなたがたの上には2人の看守(天使)がいるが, 11. かれらは気高い記録者で, 12. あなたがたの所行を知っている。 13. 敬虔な者は,必ず至福の中にいる。 14. 罪ある者は,きっと火の中にいて, 15. 審判の日,かれらはそこで焼かれ, 16. そこから,逃れられない。 17. 審判の日が何であるかを,あなたに理解させるものは何か。 18. 一体審判の日が何であるのかを,あなたに理解させるものは何か。 19. その日,どの魂も外の魂のために(役立つ)何のカも持たない。命令は,その日アッラーのもの。
日本ムスリム情報事務所, 1998-2003. | ||||||||||||||||||||